耳が聴こえない女の子が主人公の
フィクション漫画「かげひなたに咲く花」
第105話です!
最初から読む
前回の続きです。
続きます。
今回の表現に関して、
不快に感じる方もおられるかもしれませんが
我々にとっては大変重要な話なのです。
前歯が出ている=口が読めないというわけではありません。
個人差がありますが、
『口が読み取りにくいタイプの傾向』としては多いです。
歯が出ていても、読み取りやすい人もいますし、
歯が出ていなくても、口の形がわかりにくい人は沢山います。
また、どんなに口を大きく開けるよう意識して頂いても、
残念ながら全く読めない人もいます。
でも…
私は思うのです。
どんなにわかりやすい口の形をしていたとしても
「コミュニケーションをとろう」という気持ちが
根底になければ、意味のないことだと。
気持ちのある人は
口の形で伝わらなくとも、
筆談や手話、身振りなど他の手段を使って
コミュニケーションをとろうと
懸命になってくれます。
私も人として魅力を感じます。
そうなると、
相手をあらゆる方向から
研究したり分析したりして
自分なりに、相手を知ろうとします。
すると、口の形にも慣れてきて
0から100は不可能でも、
0から10くらいは
わかるようになるものです。
たったの10?
いいえ、違います。
意義のある10です。
そうやって、信頼関係を築いていけるのでは
ないでしょうか。
ちなみに、作者の夫は
読み取りにくい口をしています。(笑)
この話を描くにあたり、
今後もこのような表現が続くと思いますが
どうか、ご理解いただけますようお願い致します。
↓そういえばおじいちゃんの口も読めなかった。
5話くらい続いてます。
良かったら読んでね(*´∇`*)